シラージュとは
油絵の技法の中の、グリザイユ、特に黄褐色。ハチミツ色のものをシラージュといいます。
クラッシックな柔らかい仕上がりになることを期待して進めてみようと思います。
モチーフについて
フクロウとは、日本では不苦労、福朗とも書き、幸運のモチーフです。
海外でも知恵の女神アテナの傍らにフクロウがいたり、首が回るため見通しが利くとのことでフクロウ自体にも知恵者のイメージがあります。
哺乳類にも首がよく回る、ナマケモノと言う動物がいます。
そのよく回る首でいち早く天敵である鷹を見付け、見付けたらこちらのほうは見付からないことを祈り、見付けられたら大人しく連れていかれるそうです。首を回して作った時間は辞世の句に使うか、悟りをひらくかに使われるのでしょうか。
ナマケモノには知恵者のイメージは不思議とありません。
下地の色
- バーントアンバー
- イエローオーカー
- ブラウン
を使っていきます。

シナパネルにジェッソ3度塗り、乾いたら紙ヤスリでならして、鉛筆で下書き。フィキサチーフを吹き付けて準備完了。

古い本のがさがさした感じは色の濃淡で。フクロウの羽のふわふわ、爪のがっちりした感じを対比して描いていきたいと思います。

目と蝋燭は塗り残してイエローオーカーを塗ります。目は透き通った青にしたいので。

木の表面はナイフでガサガサ描きました。遠くの木は上から白をかけてぼかしています。

毛のふわふわした感じは薄い絵の具でぼかして描いています。

光源は蝋燭。回りは暗く光源の回りは柔らかく描きます。

爪をシャープな光の反射で表現。顔回りに白い毛を足しました。

光源を考えて蝋燭側は白く拾って、反対側には影をいれます。光が当たっているであろう本の縁は強くハイライトをいれました。
まとめ
シラージュで描くと軽く劣化したような日やけしたような効果が得られました。
鮮やかではなく落ち着いた雰囲気になったと思います。
次回はグリザイユ(モノクロ)で描いてみたいと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

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